ふれあいコンサート練習会が行われました。
2月10日(日)西部市民センターにて、2019年最初の「山の都ふれあいコンサート」の練習会が行われました。今回の練習会では、ふれコン合唱団のメンバーで昨年11月に行われた2018年度のコンサートのDVDを鑑賞しました。
「山の都ふれあいコンサート(ふれコン)」は、1981年の「国際障害者年」に生まれたコンサートで、障害者と健常者の枠を越えた多くの仲間たちが、コンサートやミュージカルを通じて、より深く大きな“ふれあい”の輪を広げ、互いに交流することを目的としています。
はじめは、障害をもった方々から寄せられた詩に曲を募集して発表していましたが、やがて、障害の有無に関係なく、幅広い方々が関わるようになりました。
近年では、コンサートに加え、創作のミュージカルが行われたり、音楽だけではなく美術品や工芸品の展示・販売も行われています。
ふれコンが発展していく中で結成された「ふれコン合唱隊」は、支援(養護)学校を卒業し、企業や福祉作業所等で働く障害をもった方々やその家族を中心に、60名近くのメンバーが集まり、定期的に、歌や表現によるコミュニケーションを楽しんでいます。音楽という共通言語を通じて、それぞれが職場や施設等で生き生きと生活できるよう、他者とのかかわり(交流)を大切にしながら自分の表現を発見したり、一緒に作り上げる喜びを感じています。
その活動の1つとしてミュージカルにも挑戦、仲間とともに『山の都ふれあいコンサート』の大舞台で思いっきり自分を表現し、多くの感動を呼んでいます。
2019年度の(社)甲府青年会議所では、地域連携会議が行う地域連携事業の一環として、山の都ふれあいコンサート実行委員会にさまざまなご協力をさせていただいております。