3月 理事長所感
春暖の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。日頃より一般社団法人甲府青年会議所の活動にご理解とご協力を賜り、感謝申し上げます。
月初の所感を申し上げてから、あっという間に2月も過ぎてまいりました。
当会議所が年間取り組む諸事業についても、多くは2月に稼働し始めており、活動本番もやってきたなと感じております。
その2月というと思い出されるのが、5年前の大雪であります。
山梨県民がかつて経験したことのない積雪の中、食糧など多くの不安も抱えながらも、
まずは自宅前の道路まで道を切り拓いたことが私の初動でありました。青年会議所としては甲府市中心街の雪かきなどにもご協力させていただきましたが、自身や家族の安全確保、地域・会社の機能復旧も手探りで、有事において動ける我々青年世代の人間が、災害に対し無知であってはならないと強く感じました。
ここ数年来、様々な災害がこの日本各地を襲っております。
この3月という月が、東日本大震災の起きた月であり、多くの方々が3.11の震災で罹災し、いまだにすべてが復旧していないことは周知のことかと思います。先日も北海道の地で震度6弱となる自身が発生しております。
各地で起こる地震や西日本で起きた豪雨災害、その罹災者の皆様に対し深くお見舞い申し上げます。
そして、今後起こり得る未経験の災害においても、私たち青年会議所として地域の復旧・復興にしっかりと参画していけるよう、体制を整えてまいります。
当月開催いたします3月例会(災害意識共有)は、そのような思いと責任から開催いたします。
甲府市社会福祉協議会と結ばせていただいた災害協定、公益社団法人呉青年会議所とのご縁があって実現される例会となります。
今後とも、地域との連携を図りながら、この山の都が明るい豊かな社会となるよう活動を推し進めてまいります。
引き続き、私どもの活動へご協力賜れますと幸いです。