中央市長対談
2018年11月29日、中央市役所にて清水理事長と中央市長の対談が行われました。
清水理事長
2019年度の中央市の展開はどのようなものでしょうか。
田中市長
最も大きな課題はリニアです。大きな動きはまだありませんが、下準備を始めていかなければなりません。全国どの市町村でも人口減と高齢化が課題となっています。リニア開通を見据えて、移住促進のための政策を具体化して動き出していきたいです。リニア開通にともなう課題は大きいですが、期待も大きいです。
清水理事長
小中学生との対話室についておうかがいしたいのですが。
田中市長
子どもたちに自由に話をしていただきたいと思い、継続してやっています。あえてテーマ設定をせず、枠を定めずに話をしていただいています。そのほうが、大人の我々では気づかない発想を知ることが出来て大変面白いです。
子どもたちは、大人が思う以上に、社会問題について興味関心を持っています。とくに環境問題は、対話室を実施すると必ず話題に上がります。今、身近にある故郷の原風景を残してほしいという声も多いです。
リニアの開通も控え、移住者の受け皿となるための開発も進めなければなりませんが、一方で残すべきものは残さなければと思います。
清水理事長
我々も子どもたちを集めて、まちづくりについて考えていただき、意見を吸い上げる試みをしたいと考えております。本日のお話は大変参考になりました。
清水理事長
我々、(社)甲府青年会議所に期待されることはどのようなことでしょうか。
田中市長
行政内部にいると分からないこと、気づかないことがあります。子どもたちとの対話も同じです。外部からこうしたら良いのではないかと思うことを進言していただければと思います。