9月 理事長所感
例年より幾分か短い夏が終わりを迎え、いよいよ実りの秋がやってまいりました。本年は長引く梅雨の日照不足による影響から、山梨県でも桃やぶどうなどの農作物の収穫に影響が出ていると耳にしております。先日にも九州地方で豪雨被害がございました。このような異常気象の原因のひとつに、地球温暖化の影響が挙げられます。今後もますます温暖化が進むことが予想されますが、温暖化による異常気象が我々の生活や経済活動に大きな影響を及ぼすおそれがあります。我々(社)甲府青年会議所も、(公社)日本青年会議所とともに、SDGs(持続可能な開発目標)を推進すべく活動をしておりますが、改めて我々の住む地域の将来を守るためにも、真剣に持続可能な経済産業活動を実現しなければならないと感じさせていただいた夏となりました。
さて、先日8月21日に、8月例会(ファイナンシャルセミナー)を開催させていただきました。例会では、税理士法人深澤会計事務所所長、深澤和宏氏より、相続税を例に、財務会計の重要性と、財務会計についての理解を促進する講義を行っていただきました。会員にとって、財務会計の理解など、地域の青年経済人としてのリーダーとして必要な知識を得るとともに、(社)甲府青年会議所の財政状況について意識をする良い機会となったと思います。
また、8月24日~25日には、本年度最後の公開献血街頭PRをさせていただきました。少子高齢化社会の中、人口減少とともに献血協力者数が減少していると言われております。とりわけ、我々と同じ30代以下世代の減少率は顕著とのことです。我々も、残暑にも負けず、精一杯、呼びかけをさせていただきました。事業担当委員長によると、若年の協力者の方から「呼びかけを聞いて初めて献血をやろうと思った」という本当に嬉しい言葉を聞かせていただいたそうです。
他にも、先月に引き続き、ヴァンフォーレ甲府のフェイスペイント事業や山の都ふれあいコンサートの準備のお手伝いもさせていただきました。
このように、日頃お世話になっております地域のため、引き続き、会員一丸となって精一杯活動をしてまいりたいと思います。
そして、9月には、我々の新たな同志をお迎えする9月例会(入会式・能力発揮)が開催されます。また、9月例会は、これまで実践してきた会員研修事業の集大成の場でもあります。
さらに、9月14日から15日にかけて開催される青少年未来共創事業「ミニ山の都」では、ぼくまちプランナーの青少年たちが一生懸命考え、準備をしてきた「子どもたちのまちづくり」の成果が実現いたします。
本月まで育んできた努力を結実させ、「実り多き秋」となりますよう、今後も懸命に活動をしてまいりたいと思いますので、引き続き、ご支援ご協力、またご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。